最近暑い日が多いのでこのまま夏に向けて一直線かな?とも捉えられる天気も続いていますが、まだ梅雨が続いています。雨が多くなってきて通勤、通学に自転車で通っている方は自動車を利用することも増えてきます。
雨が降り見通しが悪い中の運転は危険なので、普段の運転より注意を払う運転が必要になってきます。
ですが朝は時間がなくお急ぎの方がいらっしゃるのか、ものすごいスピードを出している車やバイクが多く見受けられます。こないだの出来事なんですが、遊びに行くため駅に向かい10分ほど歩いていました。その横をものすごいスピードを出している車が横切って行きました。しかし信号が赤で止まってしまい、後ろを走っていた車とそれほど距離も変わらなくなっていました。急いでたらどれぐらい早くなるのか気になり調べてみるとおもしろい実験結果があったので紹介します。
自動車を使った追い越しの実験
50kmを走行する間にAの車とBの車がそれぞれどれだけ追い越し、そして目的地への到着時間(所要時間)にどれぐらい差があったでしょうか?
A :60キロで多くの車を追い越す
B:50キロ以下追い越さない
<所要時間>
A:1時間10分
B:1時間15分
驚くことに所要時間はわずか5分しか変わりませんでした。急いでもそれほど大きな差が出ないという結果でした。むしろ頻繁に追い越すことによる疲労感や事故を起こす危険性が大きくなります。さらに燃費の悪化、タイヤ・ブレーキの消耗のデメリットが強まるばかりです。
早く目的地に到着したい、急がなきゃいけないなど様々な理由で気持ちが焦りスピードを出したり無理に追い抜いたりすることもあると思います。しかしそんな時にも冷静な気持ちでの運転を心がけましょう。
もし交通事故に巻き込まれ、少しでも違和感を感じたら一度病院や整骨院に来院することをお勧めします。現在、当院でも交通事故にあった患者さんが通院されています。また、自賠責保険の適用で、実質0円で治療が受けられます。ご自身や周りに交通事故にあい、お困りの方がいらっしゃたらいつでもご相談してください。